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働く女性たちへ上質な今日をつくろう!

シングルマザー支援を行う社会保険労務士 Part3

シングルマザーとして4歳の女の子を育てている築城由佳さん。

社会保険労務士事務所を開業し、営業から実務まで一人でこなす傍ら、シングルマザーの支援を行っています。

そんな築城さんが、社会人としての一歩を踏み出してから、現在までの道のりを、全4回でご紹介していきます。

今回は3回目です。

>シングルマザー支援を行う社会保険労務士 Part1
>シングルマザー支援を行う社会保険労務士 Part2

 


 

■独立準備とマインドアップ

 

-独立準備とはどんなことを?

ホームページの準備をしたりとか、起業に向けての塾に行ってみたりとか、そうやってマインドを高めていきましたね。

 

-2016年4月に開業されたんですね。

はい。テレビ放映が2015年7月で、8月くらいから起業準備を始めて翌年の2月に地元へ引越しして。

 

-独立してからの状況はいかがですか?

正直、軌道に乗ったとはまだ言えません。出て行くものも多くて、貯金がどんどん減っています。 必要なセミナー受けたりとか、自分を高めることも必要ですし。

サラリーマンだったころの収入に追いついていないので「何とかしないと!」と思っています。

 

■ご縁を大切に

 

-仕事の依頼はどのような形で入ってくるのでしょうか?

ホームページとか、紹介とか。会社のお困りごとをヒアリングして提案をするところから始まります。そこから顧問契約してくださったりとか、単発で何か依頼が来たりとか。

値段表があるので、それでやっていただくようにしていますが、それでも値下げ交渉をされることもありますね。

 

-営業から実務までをお一人でやっていらっしゃるんですね。

はい。一人ではありますが、いろいろな士業の方と提携しながらやっています。ありがたいですね。一人では大変なので。

ご縁がないとやっていけないと思います。ありがたいことにご紹介をいただいたりもしていますので。

 

-士業同士の交流会などが定期的にあるのですか?

交流会というよりは、私が繋いで欲しいとお願いしたら、誰かが紹介してくださいます。独立していますけど、傍らでシングルマザーの支援も立ち上げていて、そちらも事業展開をしていきたい気持ちがすごくあるので、幅広いご縁を大切にしています。

 

■時間のゆとりと新たなプレッシャー

 

-新しい生活の中でお子さんの様子はいかがですか?

これまでは時間との勝負で、毎日「早く早く!」という感じで。朝も7時半に連れて行って、帰りも19時半でしたし。寝る時間も遅くなるし、朝は早いしすごく可哀想でした。

今はのんびり生活しているので、以前のせかせかした生活とは違いますね。

 

-そんな今の生活をどう感じていらっしゃいますか?

子供は、のんびりしているかもしれません。私は、日中外に出ているので、事務仕事ができるのが子供が寝てからの時間になってしまうので、そこがハードだと感じています。

 

-子供さんの表情が変わられたとか?

私自身が気づくことはありませんが、周りの人が「変わった」と言ってくれます。自分が怒らなくなったから、というのもあります。

怒ることが減りました。時間のゆとりもありますし、上からの圧力もないので。

 

 

■何とかなると思ったら、何とかする

-時間のゆとりができ、上からの圧力がない状態は理想の状態に思えます。

独立すると、働いていたら給料がもらえるという訳じゃないので、もっと違う大きなプレッシャーはあります。子供がいるから育てていかないといけませんし。

だけど、何とかなると思ってます。何とかなると思ったら、何とかするんです。きっと。

 

-今までで生活面のピンチはありましたか?

本当にお金の面でのピンチはなくて、何とかしてきましたね。お金になることは何かを考えて動きます。「今の仕事だけでお金にならないんだったら補強すればいい。」と。

今が一番ピンチかもしれません。収入の面でいうと職業人生の中で、一番底辺かもしれません。

 

■自分なりのやり方

 

―独立されたばかりは大変なのですね。

人によると思います。私は人と違って動ける時間が少ないんです。他の社会保険労務士の皆さんは、夜飲みに行って交流したりとか、朝活などで、ご縁がつながっているようです。

でも、私はどうしてもそれが行けないので。そこがすごいコンプレックスというか、皆と同じように営業できないところが、しんどいと思いますね。

 

-そういったジレンマについては、ご自分の中でどう対処されていますか?

どうしようもないので、与えられた時間に何ができるのかということだけ考えるようにしました。

今、仕事を取ろう取ろうと考えずに。これだけの仕事をしなきゃいけない、でも、時間はこれだけしかない、じゃあ、その時間内で何ができるか逆算するしかないです。

どうしても競合他社は男性ばかりで、社会保険労務士の割合としても男性が多いですし。独立している女性は少ない上

シングルマザーはほとんどいませんから、限られた時間の中で自分なりにやっていくしかありません。

 

■ハンディであり強みでもあるシングルマザーとしての自分

 

-築城さんの特徴になりますね。

そうなんです。私にとっては、シングルマザーがハンディでもあるんですが、強みに変えてしまえば良い、それをウリにしたら良いと思っています。

「私には時間がないから。」と、ずっと思っていました。今も思うこともありますけど、言ってもしょうがない。

 

-気持ちが落ち込んだときはどうされていますか?

一人で悩んでいたら崩れてしまいます。コーチングを受けているので、その時に吐き出して聞いてもらって、マインドを高めていますね。受けないと、ヘコんでしまいます。

会社にいたら上司に相談するでしょうし。、そういった人がいない訳なので。誰かに「頑張れ!」と言ってもらわないと、なかなかモチベーションが保てないんです。

コツをつかんだら、進んで行ける気がしますが、まだその段階にきていません。

 

■キャリアトランプ®との出会い

 

-キャリアトランプ®を学ばれたきっかけは?

助成金でメンター制度というのがあるんです。それで、「メンター制度」について自分でいろいろ調べて「メンタリング」を調べたときに、キャリアトランプ®が出てきて、まずは「メンタリング」を自分でやってみようと思って受講しました。

 

-社会保険労務士として制度導入を勧めるだけじゃなくご自身でメンタリングをされるご予定は?

あります。シングルマザーの支援をしているので、将来的に自分がメンターとなって、支援対象の方々にメンタリングできたら良いと思っています。

 

 シングルマザー支援を行う社会保険労務士 Part4(最終回)へ続く

築城由佳さんのオフィス

ついき社会保険労務士事務所

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