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働く女性たちへ上質な今日をつくろう!

育休明けからリーダーへ(4歳女の子のママ) Part1

住宅関連企業の人事部で採用・社内研修やダイバーシティ推進に携わっていらっしゃる坂本ゆかりさん。
4歳の女の子を育てるママでもあります。
10年以上勤めた会社での産休・育休取得から、復職、初めての配置転換、チームリーダーという役割を担う現在までの道のりを語っていただきました。

 

 

■突然の妊娠発覚から産休へ

 

-妊娠が分かってから産休に入られるまで、どのように過ごされていましたか?

5月に妊娠が分かって、年末までに引き継ぎをするということで。

そこそこ余裕があったんですが、引き継ぎをしていた派遣社員の方が妊娠したりと、結局残り3ヶ月で後任の方に引き継ぎをしました。

 

16年以上働いていたので、仕事のボリュームが引き継いだ方に持ち堪えられるわけもなく、これが分からないあれが分からないと、ぐちゃぐちゃになっていました。

 

周りの人は不満を口にはされませんでしたが、実際は大変だったと思います。

 

私も自分が受け持っている業務のボリュームを分かっていましたし、そこに穴が開くことで絶対に迷惑がかかると感じたので、「とにかくなるべく穴を開けないように」という思いで、できる限りのフォローをしました。

 

“やらなきゃ!”と。

 

 

■ママ友はいらない?

 

-会社の状況が気にかかりながら、産休・育休に入られましたが

どんな生活をされていましたか?

出産後は、たまたま行った子育て支援センターで今でも続く14人の友人と出会いました。

 

今でも「一緒に遊ぼう」と呼びかけると「いいよ!」と言って集まるような関係です。

 

最初は“復職するからママ友はいらない”って、思っていたんです。

復職すると、“どうせ遊べないから”という感じで。

でも、専業主婦の友人には、子育ての悩みとか仕事から一歩離れた家庭の中の話ができるので、気持ちの癒しになります。

保育士経験やベビーシッター経験のある友人が、ファミリーサポートの資格を取ってくれたんですよ。

だから、預けるのも安心で。

 

また、別の業種で復職組がいるのも、すごくモチベーションが上がるんです。

海外出張をこなすなど、私以上に頑張っている友人がいるので励みになっていますね。

しんどいときも含めて。

自己啓発やワークライフバランスについても相談しています。

お互い親身に相談してますね、励まし合ってるというか。

 

-ご友人に何か伝えるとしたら?

感謝しかない。「ありがとう」って、お互いにいつも言っています。

良い出会いでした、本当に。

 

-近所に友達を作ることについてどう思われますか?

どこに助けを求めるかなので、絶対に近所じゃないといけないかと言われると、あながちそうでもないと思っているんです。

ネット社会ですし。

 

ただ、子供にとっても保育園以外で直接触れ合える友達がいる、小さい時から一緒に成長している友達がいる、「卒業」のない密な関係は、成長の確認にとても良いなと思っています。

 

今でも会っているご友人とその子供たち。
お二人目がいらっしゃる方もいて、子供たちがこんなに大勢になったそうです!

 

 

■育休中の浦島太郎になりたくない

 

-育休中に資格を取られたそうですが、そのきっかけは?

基本的には自己啓発を推進している会社なので、せっかく時間が作れる休みの間に何かしようという風土がありますね。

 

数ある資格の中から通信で取得できるものを選びました。

 

もともと私は「時間は作るものだ」と思っていることと、復職するときに「浦島太郎になっていたくない」気持ちが結構強かったんです。

例えば、パソコンの手が動かない、取引先の名前を思い出せない、とか。

休んでいる間にボケることは致し方ないですが、自己啓発をすることで、気持ちに整理をつけていた部分はありましたね。

ちゃんと「会社と繋がっているぞ」とか、「仕事のことも考えているぞ」とか、自己アピールみたいな形です。

 

育休中は遊びの時間も取ったんですが、復職大前提だったこともあり、仕事のことはゼロにしたくはなかったので、どこかで仕事のことを考えている自分みたいなものをあえて作っていたのかもしれません。

 

 

■保育園の申し込みは全滅

 

-保育園の申し込みが全滅だったそうですが?

通園可能な保育園を4カ所書きましたし、共働きなので大丈夫だと思っていたんです。

不採用通知が届いてびっくりしましたね。

区役所に理由を聞きに行ったり、空き状況を確認したり、認可外を探したりと駈けずり回りました。

 

保育園の二次募集では、記入枠6枠のところを9カ所記入するなど、「絶対に戻りたい」という意志を必死にアピールした結果、第7希望(自宅から遠い+布おむつ保育)の保育園に決まりました。

 

-もし保育園が決まらなかったら、1年~3年までの間で復職を延ばす選択肢は

ありましたか?

「4月に絶対戻る」と決めていたので、3年取れる環境はありましたが、4月以降の選択肢はなかったですね。

「3年たったら浦島太郎になる」って思っていたので。

ただ、1歳までは子供についていたいとも考えていました。

 

なるべく会社に迷惑をかけないで戻ることと、子供と一緒にいたい気持ちを天秤にかけたら「1年」でしたね。

 

-戻ってこられたときの会社の方の反応は?

「おかえりー」って喜んでくれていたと思います。

そう信じています。

 

育休中は子供連れで3~4回は会社に足を運びました。

「今こんな感じです」って伝えに来たりとか、仕事がわからなくて困っている後輩に、ついでに相談に乗るみたいな感じで行きました。

私は育休かどうかに関わらず相手を「安心させたい」っていう気持ちが強いと思います。

 

■大切に思っていること

 

周りに把握してもらう、安心感を与えるということが、仕事をする上で大切だと思っているので、長くかかりそうなものは中間報告をするタイプなんですよね。普段の会話でも「こんなことしています」っていうのを、絶対言うようにしているので、それの一貫ですね。

そうすることで相手は“帰ってくる気があるんだ”と思ってくれていたので、私も不安なく会社に戻ってきました。

 

 

育休明けからリーダーへ(4歳女の子のママ)Part2へ続く

 


坂本ゆかりさんのブログ
「あさ5時に、ちょっとだけ」

子持ちのワーキングママが、朝5時台にちょっとだけ汚部屋改善に取り組むブログ。
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