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育休明けからリーダーへ(4歳女の子のママ) Part2

住宅関連企業の人事部で採用・社内研修やダイバーシティ推進に携わっていらっしゃる坂本ゆかりさん。
4歳の女の子を育てるママでもあります。
10年以上勤めた会社での産休・育休取得から、復職、初めての配置転換、チームリーダーという役割を担う現在までの道のりを語っていただきました。

>育休明けからリーダーへ(4歳女の子のママ)①はこちら

 

 

■ラブの理由

 

-躊躇なく復職できた理由は?

会社が好きなんですよね。私。

 

仕事が好きっていう大前提があって「ラブ」なんです。よく周りからも言われるんですが。

 

-ラブの理由は?

とにかく、どんな仕事でも楽しくないと自分がもったいない、と思っているんですよね。

嫌々やるんだったら、しないほうが良いかなって。

 

昔からそんな心のクセがついているので、私自身は仕事が楽しいですが、仮に「おもしろくない作業」でも楽しみを見つけることができる。それが自分の特技だと思っています。

 

仕事で1日の3分の1の時間を割いているのに、そこが楽しくなかったら、人生3分の1笑ってないぞ、みたいな。それはちょっと勿体無いです。私の中では。

働いている時間はそこにいないといけないんだったら楽しんだ方が良いんじゃないかと思います。

 

いくらお給料のためといっても楽しくなかったら、私はしんどいと思ってしまうタイプですね。

また、転職が私にとってはハードルが高い、と感じているというのもあります。ここまで働くと、新しい環境で一から人間関係を作ることがすごく臆病になってしまうというのもあります。

 

でも、やっぱりもったいないに戻ります。せっかくだったら自分で楽しくしたい。楽しくない環境でも自分で「楽しさ」を見つけた方が、いいかなと思います。周りがそういう環境じゃない、という方もいらっしゃるかもしれませんが一人でもそうなれば良いなと思っています。

 

-どんな環境でも楽しむことを大切にされているんですね。

置かれた環境を楽しまないとって。

育休も1年と決めていたので、その1年は育休生活をものすごく楽しませていただきました。いろんなことを。

 

ママ友と一緒に、餅つき大会に行ったり手編みのマフラーや帽子を編んだり。なかなかできないことをたくさんしました。アルバムやコラージュ写真手作りしたり。そんなことばっかりしていましたよね。

 

今だ!みたいな感じで。

 

ママ仲間で駅伝に出よう!という話になり、その本番後の一コマ。JSC=授乳中ソフトドリンク部(Junucyu-Softdrink-Club)の頭文字なのだそうです♪

 

■復職後の担当替え

 

-戻られてから、しばらくは期限のあるお仕事を担当していらっしゃったそうですが?

そうですね。給与関係だったり、採用に係る書類の回議とか。

 

うちの子は発熱が多くて、いわゆる平均値の倍以上の日数を発熱で保育園をお休みしていました。4日くらい連続で休まないといけなくなったとき給与担当だと滞るので、上司が配慮してくれたんですね。サブ担当をつけてくれたり、期限の少ない担当に変えてくれたりとか。

 

それで、精神的にすごく救われましたね。

 

-担当替えは、話し合いの上行われたんですか?

結果的には上司の一存で変えられて、それを私がプラスに捉えることが出来たっていう感じです。外してほしいと相談したわけじゃなく、外してもらったんですけど、ありがたかったですね。

 

-プラスに捉えられたのは?

上司が本当に考えてくれたからだと思います。どうしたら上手くまわるのかな、私が成長できるのかなって、一生懸命考えてくれたことですね。

 

もう一つは私自身がアピールもしていました。先に出産している先輩社員がいるのでサブ担当は今後の為に絶対つけておいた方が良いとか。そういう話は、私に子供ができる前からよく話をしていました。

 

あとは、今自分に興味があることをたくさんアピールしていました。あえてじゃないんですけど、そういう会話をする時間をたくさんとっていたので、上司が理解してくれたんだと思います。

 

■初めての配置転換

 

-興味がある分野への配置転換についてはどう思われていますか?

上司の配慮と私へのチャレンジだと思います。

 

私は「あれやりたいこれやりたい」って話はしたんですけど、新しいことをするのがすごく苦手で。与えられたものを確実にやることだとか、今あるものを改善する方が大得意。なのに、企画など新しいことをする採用教育の部門に移ったんです。

 

期限がある仕事からは外れるものの、研修は自分で考えていかないといけない。上司は私がそんなに得意じゃないところを成長のために与えたのではないかと思っています。

 

本当に上司が信じて任せてくれたんだと思います。「責任は俺がとるから」っていつも言ってくれるんですよね。その一貫で、上司は先を見て、ちょっと上ちょっと上のミッションを与えてくれる。

 

それがやりたくない内容の場合は、モチベーションが上がらない人もいるかもしないけど、今のところ、私の部署はみんなそれに付いていっていますね。

 

■昇格試験と上司への恩返し

 

-良い関係ですね。

上司は頭のコンピューターで2年先くらいまで考えているみたいです。私が妊娠したときも、瞬時に軌道修正のコンピューターを回してくれて、翌日には、「ここからまた2年後のこと考えたから大丈夫だよ」って言われて安心しました。軌道修正して、坂本さんが1年休んで帰ってきたらこの担当をして、1年後は…「できたできた」みたいな。

 

「だから、大丈夫だよ」って。

 

そこだったかもしれない。“1年で帰ってくるんだ”ってインプットされた気がします。

 

-それに気づかれたんですね。

はい。

なので期待に応えたいっていう気持ちがすごく強くなりました。期待に応えたいという中で最たるものは、昇格試験ですね。

今となっては「上司に恩返しした」と勝手に思っています。

 

筆記試験のために、毎朝30分勉強をして、受験者最高得点で終えることができました。

 

 

-チャレンジしようと思ったきっかけは?

ある日、「昇格選考があるよ」と上司に言われたんです。次の昇格では同じ類の筆記試験がないんですよ。これが最後の筆記試験だと言われて、最後だったら花咲かせようと。

 

-配置転換があってから半年後くらいでかなり大変な時期だったかと思いますが、以前から早起きの習慣があったのですか?

早起きは習慣化されてなくて、基本夜型だったので途中からですね。夜は潔く子供と一緒に寝ようって決めてから。それなら朝早く起きなきゃって。以前は夜に子供を寝かしつけてから無理やり起きて、そこから家事をしていたんですけど、体もしんどくなって。

 

試験勉強は1ヶ月前からスタートして、ちょこちょこと勉強しました。以前は3夜漬けでしたが。

 

上司に宣言していたんですよ。「私はやりますよ」って。

 

-なぜそこまで頑張れたのでしょうか?

育休復職者も増えて「時間がないから勉強できなかった」と言い訳する人が今後出てくる可能性があるな、と。

 

そういう人が出てきたときに、人事として「そんなことない!」って上司や課員が堂々と言えるように。その気持ちだけでやりました。それが精一杯の恩返しの気持ちです。

 

-坂本さんが仰ると「私もやったんだからアナタもやりなさいよ」といった感じでなく、こんな風にやってみようよと前向きに提案されているように感じます。

「しんどいのも分かるよ」という共感が前提にあるからかもしれません。時間のやりくりが大変なのも痛いほど分かる自分も共存しているからだと思います。

 

育休明けからリーダーへ(4歳女の子のママ)Part3へ続く

 


坂本ゆかりさんのブログ
「あさ5時に、ちょっとだけ」

子持ちのワーキングママが、朝5時台にちょっとだけ汚部屋改善に取り組むブログ。
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